あの頃はよかったなぁ～｜八戸リアルスタイルブログ

つぶやくだけでは飽きたらず、ちょっと書きます。眠れないし。

私はですね、このリンク先のハーティさんを尊敬しているんです。
というのも、hatiとかいうファッション誌というかフリーペーパーを発行していたから。
まぁhati自体も面白くってね、ファッション系のはずがなんか妙なコーナー(地味に変なマップとかどーでもいい犬とか)があって、その辺りの独特な感覚が好きだったんですよ。
んでね、「あれがあればいい」とか「こうすればいい」だけなら誰でも出来るんです。
gg-8の隊長なんかもそうだけれども、口だけじゃなく実際に動けるのって、実はなかなか出来ないことでね。
そういう意味でhatiを発行しているハーティさんは尊敬しているんです。

んでも今のハーティさんはどうもよく分からん。
実際に会って話すことがしばらくないのでホントのところどうか知らんが、おらからみて自称がんばっている八戸市庁の中心市街地うんたらとか自称街の偉い人とかと大差なくしか映らない。
大所帯になったからなのかは知らんが、そこいらの凡百(イベントしとけば活性化するじゃんみたいなアホ)と同じことしているようにしか見えない。
正直つまんない。

昔のハーティさんは面白かった。
でも今は面白くは見えない。
私が変わったのかハーティさん及びその取り巻きが変わったのかは分からんが、ただ私はある現実を知っている。

人は群れると大なり小なり牙を失い、毛色を周りと同じにするものなんですよ。

　
私自身にもその危険は常に付きまとっています。

おいらは今でもなんとか八戸地域のバス路線マップ「のへのバスマ」の開発を続けていますが(すいません、また開発遅れています。でも印刷代のめどは付きました(自腹))、それも凡百の詰まらない愚策に落ちる可能性は幾つもあったんですよ。
しかもそれは市庁のまちづくりなんちゃらからだけでなく、一番の理解者たるHIROさんからもありました。
まぁおら困らないのでぶっちゃけますが(もしこの辺りが削除入ったらHIROさんからクレームもしくは呪いの言葉が来たと思い込もう)、HIROさんに「ここまでする必要あるのか？」って何度も言われた。

例えばバス路線のバス停全掲載もそうだし、市内全バス路線掲載もそうだし、ポケットサイズ(折りたたみ時B8)に落としこむこともそうだし。
でもね、そこいらの本来のコダワリを捨てるのは簡単だし楽だし手抜きできるし場合によっては不正にお金も搾取できるんだけれども(←この辺りは一般論でバスマとは限らないよ)、でもそれやれば詰まらないどこにでもある凡百に成り下がるんですよ。

もしバスマが全バス停を掲載しなければ、どのバス停で利用できるか分からないじゃない。
もしバスマが事業者ごとに分けて作れば、特に市営バスなんて作る意味なくなるじゃない。
もしバスマが全路線掲載しなければ、その区間で他に利用できるバス路線の比較ができないじゃない。
もしバスマのサイズを大きくすれば、携帯性が損なわれるとともに印刷代あがるじゃない。

コダワリを捨てて形だけの発行をしても、それは意味がないのよ。
うちのブログを見ている人に比較的分かりやすい例を言えば、次世代PHSを奪われ現行PHS維持という意味しかなくなり未来を奪われ形骸化したウィルコムと同じに成り下がるわけですよ。
でもおらは、その次世代PHSの部分にコダワリたい。
今はなくとも、例え辛くとも、本当に必要な物を形作りたい。
その為には楽をしたり、周りに合わせて妥協してはいけないんですよ。
例え青いと言われようがね。そういう奴には「腐りきってドドメ色臭いって言ってあげるさ」。

話をhatiに戻して。

だから正直、半信半疑なんですよね。ハーティさんがhatiを本当は作りたいって言うのは。
作りたいなら作る方向に行けばいい。
作りたいのに作れない方向にいるならばそれは間違っているのだから正せばいいし、どんな理由があるにせよ正せないならば本意でないと言いつつもそれを容認しているという事実を受け止め作りたいなどと言わねばいい。

つまりはおらのよく言う一貫性とかの問題なんですよ。

ということで、おいらはhatiを発行するハーティさんは尊敬しているし、もし協力できることがあれば助力は惜しまない。
でも現状発行する方向に動けないでいる人は、発行したいと思っていたとしても発行したいという行動はできない状態にありそこに甘んじている以上は、同じ人とは認識できないわけです。

hatiについては本当に作っていただきたい。
ある意味バスマの恩人の一人である私の尊敬するハーティさんに、もう一度会いたいです。今の変なことしているヤツはイヤーン。年上のキレイなお姉さんじゃないし。