「生き地獄」でも「逝き地獄」でもなく「いき地獄」
2015年6月24日
作品詳細「いき地獄」 – 1000文字小説 [1000moji.com]
眠れないのでずっと思っていたこと書いてみた。
昔ね、「死に地獄」ってのを書いたんですよ。その時の気持ちはアレだ、あの世があるかどうかの確信もないのに死んで生まれ変わるという人に対しては不快感があったのですよ。今でもそうだけど。
んで自殺する人にはね、そういう根拠の無い自滅的な楽観視(変な表現だなぁ)にすがる人だけでなく、なんて言えばいいのかな、身体が心を守ろうと動く場合もあるんですよね。経験則的に言わせてもらいますと。
というのが昔の作品で、死んでももしこんなんなったらどうよ?ってことだったんですが…
今回は、いやいや、死ぬ以前にすんなり死ねると思うなよ、生きることはある意味まさに地獄であり、そこから安易に逃げられると思うなよ、というおいらの嫌な思考がモリモリです。
ただね、これ、思い浮かんだのは数年前で、ずっと書きたくても書けなかった。
だって半分のアレを分かってもらうだけの分量が多くなるのは目に見えていたし(分量調整めんどくさい)、あとタイトルはどう考えても「いき地獄」であって「生き地獄」でもあり「逝き地獄」でもあるんども、どうにもこう「いき地獄」の平仮名が気に食わなかったんで書かなかったんですよ。
でも昨日(日付変わったから一昨日か、22日)酒盛りがあって酒を飲んだので薬は効かなくなって首痛いわ眠れなくなるわでイラッとしていたので、気が変わって書いてみた次第です。
ある意味、もしこういうのが実際にあれば、人は苦もなく永遠に生きれるかもね(地獄だけど)、って皮肉です。
そういう意味ではちょいと前に書いた「眠れぬ者の思考 ~死を恐れる者への嫌悪感~」と同じ嫌悪感の現れとも言えますね。あぁ性格悪い。