太陽光パネルは10年で3割が故障、故障以外でも発電停止や発電量激減もあるらしい
カエルが黒焦げになり、発電が止まる – メガソーラー – 日経テクノロジーオンライン
リンク先記事で、太陽光発電においてのトラブルについて興味深いことを書いてはる。
なんでも、NTTスマイルエナジーのクラウドサービスに「エコめがね」という電力の見える化サービスがあって、太陽光発電などに発電量もそれで分かるんだって。なんか太陽光発電にシステム本体を設置するんでなく、発電データなどを測定するセンサーの情報をクラウド上で管理したりするらしいよ。
んでね、そこでいろんなことが分かってきて、メンテナンスフリーって思っていた太陽光発電だが実際には10年間で3割が故障発生するってことらしく、さらに他にもいろんな理由で発電しないことがあるんだって。
例えば
落雷や停電でのパワコン沈黙とか、パワコンが熱くなりすぎて停止とか、大雪でブレーカー落ちるとかあるそうです。
これらの場合、自動で停止するようにパワコンはなっているそうだが、復旧は手動なんだって。お家のブレーカーと同じね。
んでエコめがねみたいなシステムを使っていないと、明細が来るまで気付かずにずーっと発電停止、とかもありうるんだと。
あとカエルなどがパワコンなどのボックスに侵入してショート、ブレーカー落ちることもあるんだとか。黒焦げカエルかわうそう。これは施工の問題で、ちゃんと穴塞いでおけばカエルが黒焦げにならずに済むらしい。
あとなんと、何かが飛んできて太陽光パネルを覆って発電激減ってのもあるみたい。
農業地帯にあるトラブルだそうだが、マルチなのかな?なんかそんな資材が飛んできてパネル覆って出力急低下だってさ。
個人的にとてもおもしろい記事だ。
太陽光発電はメンテナンスフリーで延々と晴れていれば発電、ってイメージが強いけど、実際には一部に影が落ちただけでも発電量が大きく落ちたりするし、汚れや飛来物が被さっても当然そのようなことは発生する。
またパワコンとかには安全装置があって、温度が高すぎたり発電の異常などでも自動で停止するが、復旧は今も昔と同じで手動なわけで、放置で安定ってわけでもない。
だからこういうシステムがあるといいよ、って話か。
いちおう下のリンクのエコめがねみたら青森でも設置をしてくれる企業があるらしいので、太陽光発電している人は検討してみてもいいかもめ。地元企業ないけど。
▼参考リンク▼
エコめがね | 太陽光発電の遠隔監視