臓器作製は許されないと考える人って多いのね
2012年12月6日
臓器作製「許されない」45%/iPS細胞使い動物体内で(Web東奥12/6)
リンク先記事によると、iPS細胞(人工多能性幹細胞)を使って動物の体内で人間の臓器を作り出すことについて内閣府が調査したところ、「許されない」約45%、「構わない」約25%と、反対の人が半数近くを占めていたそうな。
医療がなければ私は10代を迎える前に死んでいたかも知れません。小1で入院し扁桃腺辺りを切除し、ピンポン玉ぐらいの腫れ物を切除したわけですが、放置すれば呼吸が出来なくなっていたらしいです。
4年前には交通事故をもらい、健康も仕事も、あるいは未来さえも市内の公立中学教師に奪われ後遺症に苦しんでおりますが、それでもかろうじて動けているのも医療のおかげです。明日にも新聞に載るかも知れませんけどね(=ω=A;
医療とはある意味では、大量の資源とエネルギーを投入して僅かな命を支える行為です。現状でも多くの生き物の犠牲の上に成り立っている、という部分は否めませんし、それらを非難するならば現代医療を受けること自体に矛盾を覚えます。
まぁ理想は動物などを利用せずに容器の中で臓器だけ作ることですが、そこはまだまだ遠いですし、臓器移植の選択肢としては、私はiPSを使って動物内に臓器を作ることを否定して欲しくないと思います。自分かよほど近しい人が痛い目に遭わない限りはなかなか考えないのかも知れないけどね。