【祝・八戸せんべい汁B-1グランプリ優勝】当ブログでB-1を振り返る その3

八戸から生まれたと言っても過言ではないB-1グランプリ、しかしその八戸のB-1グルメ「八戸せんべい汁」はなかなか優勝できず悩んでおりました。と言う感じの第3回以降を一気に紹介。

◆第3回B-1グランプリin久留米◆
第3回B-1グランプリに「黒いしつゆ焼きそば」が参戦するそうな(みどりうかブログ2008/8/3)
まずは参加団体が発表されました。
当ブログの記事では「黒石つゆ焼きそば」の初参加を伝えると共に、「都道府県別で見ると静岡県が5団体で青森県が3団体、これだけで全体の3分の1を占めるわけよね」とチクリと釘を差し、前大会と規模がそれほど変わらずマンネリ状態になるのではと、おせっかいにも心配しております。何でもかんでも安易に喜ぶことをしないのは当ブログのお約束。

3回B-1グランプリ、優勝は厚木市の「厚木シロコロ・ホルモン」(みどりうかブログ2008/11/3)
そして結果発表。
第3回の優勝は神奈川県厚木市の「厚木シロコロ・ホルモン」、八戸せんべい汁は2位で、3位には岐阜県各務原市の「各務原キムチ鍋」。
第3回大会は前大会とは打って変わって、ご当地びいきが一切なかったかのような結果になっています。
と同時に、八戸せんべい汁の優勝に一歩及ばずな安定感がこの頃から際立ってきておりますな。

 
◆第4回B-1グランプリin横手◆
「B-1グランプリ in 横手」、優勝は『横手やきそば』、2位に『八戸せんべい汁』(みどりうかブログ2009/9/20)
第4回の優勝は『横手やきそば』でした。ご当地びいきバンザイ、というかある意味ではこれが自然な姿なのかもしれないと思わずにはいられない。
そして『八戸せんべい汁』は2位、3位には『津山ホルモンうどん』。

正直この時思いましたよ…八戸せんべい汁はきっとこの先永遠に2位のままだと…いやホントに…

まぁそんな心の声はどうでもいいとして、リンク先記事では珍しくベタボメをしております。
実際この大会は、ものすごい手際が良かった。サイトの対応も素早く、サバが混んだらミラーに飛ばすなど点られている人が入ったとしか思えないような万全の対策。
会場運営もベタボメ、2会場体制での混雑回避をあえて行ったのは二重丸。

大して注目もしていなかった大会(1回しか取り上げていません)でまさかのベタボメという、ある意味みどりうかブログの先見の明の無さがバレてしまった、そんな第4回大会なのでした。

◆第5回B-1グランプリin厚木◆
B-1グランプリ中間発表『八戸せんべい汁』は3位(追記アリ)(みどりうかブログ2010/9/18)
第5回大会は厚木で開催。
リンク先記事ではとりあえずせんべい汁が3位と伝えてますな。

第5回B-1グランプリ、優勝は「甲府鳥もつ煮」、「八戸せんべい汁」は3位(みどりうかブログ2010/9/20)
最終発表では1位は甲府市「甲府鳥もつ煮」、2位岡山県真庭市「ひるぜん焼きそば」、八戸せんべい汁は3位となりました。

そう言えばこの頃からでしょうか、ご当地に元々あるB級グルメではなく、地域おこしのためにB級グルメを生み出して一旗揚げよう、そんな動きも出てきたのは。
メジャーになったB級グルメの悩みか(みどりうかブログ2011/1/*5)
↑その辺りに触れた記事です。

なんでうまくいっている町も少なってやめようかという声もあるとかなんとか。
んで優勝狙いの新メニュー作りもありっちゃありだが、それが地元に根付いて生き続けるかはまた別問題と言及。
さらに箸での集計にも触れる。
お祭りと考えれば箸での集計は面白い。でもどうしても公平ではなくなる。
だからと言っって公平にするためには全料理を食べた上で普通に1票投じるとかにしないといけなくなり、とすると審査員とかが順位をつけることになる。それでは本来の目的からは大きく外れ「B-1グランプリ」ではなく『B-1料理コンテスト』になってしまう。

リンク先記事のリンク先記事はこれらのことを考えさせてくれる素晴らしい内容でしたが、残念ながら現在では記事が削除されてしまっているようで見れません。良くも悪しくも大きくなったB-1グランプリなんですな。

◆第6回B-1グランプリin姫路◆
2011年3月11日、東日本大震災が発生しました。
八戸市は岩手・宮城・福島に比べれば被害が少なかったわけですが、それでも人命が失われたり、会社や家、船など多くのモノが壊され、流されてしまいました。
だからというわけではありませんが、私はこの年のB-1グランプリに触れることがありませんでした。
ということで、結果のみお伝えします。

第6回 姫路大会 – B級ご当地グルメの祭典 B-1グランプリ公式サイト
参加63団体、1位は岡山県真庭市の「ひるぜん焼そば好いとん会」、2位は岡山県津山市の「津山ホルモンうどん研究会」、八戸せんべい汁は3位でした。

第1回大会の4位に始まり、第2回~第4回大会は2位、第5回~第6回大会は3位になるなど、上位には食い込むのに1位になれない「八戸せんべい汁」、そのことに心を痛めていたのは、他ならぬ八戸せんべい汁研究所の面々だったはずです。
しかし今年の第7回B-1グランプリin北九州でついに念願の優勝を成し遂げました。

その間のB-1グランプリの歴史は、必ずしも良い物ばかりではなかったはずです。少なくともそのことを当ブログでは伝えてきました。

様々な状況の変化の中、今後もB-1グランプリは変わりながらも続いていくことと思います。
そのB-1に参加する各団体の活動が一発屋に終わらず、地域活性化のための一助となっていくようにと、みどりうかブログでは切に願っております。

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