バッテリー節約と称して連絡先を盗むAndroidアプリ、シマンテックが注意喚起(INTERNET Watch7/24)

バッテリー節約を謳いながら実際には連絡先を盗むアプリを勧めるスパムメールが出回っているそうな。
シマンテックの言うことにゃ、なんでもバッテリー使用量が半分に鳴る「電池長持ち」という名称のアプリをインストさせるように誘うメールだそうで、インストすると「ネットワーク通信」と「個人情報」の許可を要求、インストして起動すると設定画面が一瞬だけ表示され、その後「申し訳ございません。お使いの端末は未対応のためご利用いただけません」というメッセージが表示され、あたかも使えないかのような感じを装うと。
でも実はバックグラウンドでデバイスに保存されている連絡先データ(名前、電話番号、メールアドレスなど)抜き出し外部ウェブサイトに送信するんだと。
んでシマンテックは「この悪質なアプリの作成者はスパムメールを送信する目的でメールアドレスを集めようとしているもん！送信元の犯人グループはスパマーとして悪名高い様々なソーシャルネットワークサイトや出会い系サイトも運営してことが分かったもん！」みたいに言っており、様々な形で詐欺行為に使われる可能性があると指摘してるそうです。
シマンテックでは「Android.Ackposts」という名称でこのアプリの検出に対応済、最近は他にもこんなアプリがあるそうで、連絡先データを要求するアプリのインストには注意するようにと呼びかけているそうな。

　
W-ZERO3登場時、いや可能性だけで言えばその前からPDAやスマートフォンのセキュリティ問題については言われてきましたが、昨今のアプリインストするだけで何でも出来るようで実はバッテリーの無駄遣いをするだけななんちゃってスマートフォンの登場、その不満点『バッテリーが持たない』を突き、しかもそういうセキュリティに疎いユーザーが安易に使ってしまうという現状により、ついに一般ユーザーの周辺でも現実化してしまった感じでしょうかね。

まぁそういう意味ではauの月固定でのau確認済みアプリを使い放題なサービスとか、あるいはセキュリティソフトの導入とかが必須な時代になってきているのだなと強く感じます。

んでもなぁ…やっぱり多くの人にはスマホは不要なオーバースペックの割にリスクが高すぎよね。
なんとかならんもんかと思うが、キャリアがスマホでボロ儲けモードに入っていて、ちょっと前に書いたソフトバンクの話じゃないがそのキャリアの誘導にまんま乗るユーザーが多いことから、まぁ痛い目見てからでないと改善は見込めないのかなと思うとともに、全部スマホに移行したらもはや戻れないだろうなぁとも不安になったりしますですはい。