猫も杓子もスマートフォン…でいいのか?

ドコモ、重なる通信障害への対策最新状況を説明(ケータイWatch2/21)
スマートフォンを売りたいキャリア(無線にゃん2/21)

ドコモが年末年始の障害への対策についての説明会を開いたそうな。
まぁものすごい乱暴に言えば、「同じ失敗は絶地帯繰り返さないもん!」「サーバーパワーアップだもん!」「IPアドレスミスマッチはもうありえないもん!」「制御信号計測機能の導入でトラフィック処理もバッチリだもん!」「今後もどんどん改良だもん!」「バーストトラフィック対策でその時通信しようとしているスマートフォンだけ再接続するようするもん!」「必要以上の制御信号発信するアプリには改善を要望して優しくしてもらうもん」ってことだそうな。
んで暇人?さんがちょうどスマートフォンに関する記事を書いてあって、これもものすごい乱暴に要約すれば、スマートフォンは安く作れるわ、ユーザーが操作しなくても導入したアプリのおかげで勝手に通信してARPUが上がって儲かる、ってことを書いてはります。

昨日女子高生のスマートフォンユーザーは6%?ってのを書いたのですが、それを絡めつつも、おらはやはりスマートフォンのみになってしまう今の流れっていいのか? と思うんですよ。

まぁ単純に物理キーのありがたさの辺りとか、そもそもスマートフォンである必要がない人に押し付ける辺りにどうだろうと思うわけですが…
それ以上、今の3Gと4Gのほとんどは定額制を謳いながら事実上の従量制にもっていっていて、定額で高速大容量通信を謳いながらこっそり金払えというその体質を考えると、モバイルでのスマートフォンは一般向きとは思えないんですよね。

 
もちろんこれがね、低速でも本当に定額制のヤツという選択肢をちゃんと見据えて、しかも高速回線を必要としない、ついでに頻繁に勝手に制御信号乱発しないようなある意味で親切なアプリが増えてくれれば違うのかも知れませんが、現状とてもそうは見えない。

キャリアは「定額で高速」とか謳いながら大容量の通信をすれば規制発動、んで「もっと使いたいなら金払うか、あるいはWi-Fiでも使っとけ」とか言いますからね。
昨日記事にしたソフトバンクなんて上手いとうかズルイというか卑怯な論点ずらししおってね、元々XGPは安価で通信制限しないでバリバリ使い、単なるキャリアのくれる物を使うサービスではなくモバイル発の様々な可能性があったわけなのに、名ばかりXGPを継承して仕様をTD-LTEにしおった上に、事実上の比較対象をUQWiMAXからドコモXi&FOMA辺りに前ならえしてしまうという、トラフィックを3Gから逃す名目のはずが実は4Gも使わせたくなくって結局自前の固定回線経由でのWi-Fiで使ってね♪ って言っているようにおらには見えるわけなんですよ。

つまりはあれだ、固定回線にトラフィック逃すことはいいとは思うんだが、その流れに行かせたいのに3G&4Gでもカッツリ料金上乗せしようとするスマートフォンが万人のためにはなるはずがない、というのがおらの見解です。

あぁでもハイブリのようにパケット無料にするならスマートフォンもいいかもね。まぁ3G4Gには無理だろうが。

にほんブログ村 携帯ブログへ

コメントを残す