スマートフォンをスマートに使うためにはユーザーの使い方がスマートである必要があるぞな
突然の電源断、思わぬ高額料金――国民生活センターにスマホ相談急増(ケータイWatch12/2)
なんか国民生活センターにスマートフォンの相談がきまくっているんだと。
内容はというと、「修理に出しても不具合が続く」だとか「突然電源が落ちる」だとか「電話が出来ないことがる」だとか「PCとの同期が出来ないことがある」とか、ある意味普通にスマートフォンに発生する事象での相談が多いそうな。
また「バッテリー持ちが悪い」、「すぐにパケット上限に達する」、「海外利用で高額料金発生した」、「一定通信料で速度制限される」などスマートフォンにおいてはアタリマエのことでの相談もわんさからしいです。
んで国民生活センターは「スマートフォンはフィーチャーフォンと大きく違うんだもん」と指摘し、不具合発生時の症状の確認や、むやみやたらにアプリをDLしないことや、海外渡航時の事前の設定や料金確認をすすめているそうな。だがキャリア、メーカー、OS提供者にも解決すべき課題みたいな感じっぽ。
まぁあれだ、アタリマエのことばかりよね。
液晶が大きくなれば電池の持ちが悪くなる。電波状態が悪いのに端末が基地局探しまくれば電池はすぐになくなる。海外では別料金、大きなアプリや動画をDLすればすぐにパケット上限到達。こんなのはスマートフォンじゃなくってもアタリマエ。
スマートフォンのOSは電気食らうので電池の持ちが悪くなるってのと、どうしても不安定になりがちだったり、他のソフトによるCPU占有率などで一時的に他の機能が使いづらくなるってのはスマートフォン特有の事情だけれども、そこもある意味アタリマエというか、本来理解した上で使うべき。
でもそれはユーザー側の問題だけでなく、メーカーやキャリアやマスコミが「スマートフォンじゃなければケータイじゃない」とでも言いたいかのような露出をしていることにも問題があると思う。
そこは改善すべきよね。
まぁでもこんなことはさ、少しケータイに詳しい人なら常識であるのでね、『自称ケータイ通』ではなくって、客観的に自称を判断できる本当にケータイに詳しい人(というか普段から信用に足る人)にちょっと聞けばいいのよ。どうせお店の人の9割は自分らにとって都合のイイ事しか言わないんだし。
んなわけで相談する相手が大事だと思います。盲信的にスマートフォンバンザイな人には聞いちゃダメ。