ウィルコムに向いている人と向いていない人
初めに明言しておきます。
他キャリアからウィルコムユーザーとなってもケータイ代が安くならないユーザーは存在します。
そしてもう1つ明言しておきます。
他キャリアからウィルコムユーザーとなればケータイ代が安くなる、場合によっては半額以下になるユーザーはそれ以上に存在しています。
ウィルコムの「ウィルコム定額プラン」はある意味最強です。
月2900円で音声はウィルコムへなら24時間いつかけても無料、多くの社会人にとって最も自由な時間のある21~25時が無料通話対象なのはとても意義があると言えるでしょう。
状況にもよりますが、音声定額ではウィルコム定額プランが最強と言っても過言ではありません。
またメールも無料、しかも相手がドコモでもauでもソフトバンクでもPCメールでも無料となります。
他キャリアでメール定額にするにはパケット定額に入らねばならなく、メール定額にするだけでウィルコムの倍以上のケータイ代となります。メールでもウィルコム定額プランが最強です。
おまけに地味にパケット代が安いのもウィルコム定額プランの特徴です。
何もオプションを付けていない状態でも1パケット0.021円と他キャリアのオプション無しでのデフォルトパケット代0.21円のわずか10分の1です。
ということは、例えばauのダブル定額の上限金額(4410円)に到達するパケット量(84000パケット)をウィルコム定額プランで使ったとしても、1764円で済むことになります。
さらにパケット定額のオプションプラン「リアルインターネットプラス(月2100円)」を付ければauのパケット定額の半額で使い放題、さらにウィルコム版ダブル定額となるオプションプラン「データ定額(月1050~3800円)」だと1パケット0.0105円と通常のさらに半額、他キャリアのデフォルトの20分の1のパケット計算となりますので、前述の84000パケットはデータ定額では882円相当でまだ最低支払額にも到達していないという激安ぶりです。
さらにもう1つ、ウィルコム定額プランの無料通話分追加オプションプラン「通話パック(月1050円で1260円分の無料通話分)」はパケット定額を付けていない状態ではパケット料金にも無料通話分が使えますので、1260円分の無料通話分を月60000パケットのデータ通信料としても使えることとなります。
このように考えると、ドコモ、au、ソフトバンクはもちろんのこと、あのイー・モバイルでさえパケット料はウィルコムに敵わないということが出来るわけです。パケット料もウィルコム定額プランが最強です。
とこれほどまでにウィルコム定額プランを褒めているわけですが、それでも尚、他キャリアからウィルコムユーザーとなってもケータイ代が安くならないユーザーは存在します。
それは待受けメインでケータイをもっているユーザー、それも通話料+パケット料が月に1050円に満たないような使い方しかしないユーザーです。つまりは自分から通話やメールやネット閲覧をしないユーザーはウィルコム定額プランのメリットを利用しないわけなので契約しても意味がない、ということになるわけです。
これがウィルコムに向いていないユーザーというわけです。
またメールをしないでケータイは通話のみ、しかも1~21時へのソフトバンクにしか通話はしないと言い切れるユーザーもウィルコム定額プランは向いていません。
まぁ大切な友達や大好きな恋人相手に「あ、ちょっと待って、21時だから一回切るわ、1時になったらまた電話するから」と言ってお互いに納得するならいいでしょう。実際問題としてはなかなかそれは難しく、また本当にその時に話を聞いて欲しい時などにはそんなこと言ってはいられないとおらは思いますけどね、そこは人それぞれですから。
そう言う人もウィルコムには向いていないユーザーということになります。
ついでに言えば料金云々ではなくウィルコムに向いていないユーザーも存在します。
それはキャリアのブランドやiモードと言ったコンテンツでケータイを選んでいる人です。
そういう人たちは申しわけないんですが、他のキャリアにしてケータイ代を安くしようとは考えてはいけません。現状ドコモブランドのウィルコム端末は無理ですし、またウィルコム端末でiモードを利用することは出来ませんからね。
そういう方々は申しわけないが自分のケータイキャリアの範囲でがんばって下さい、としか言えないわけです。
さらに言うならば、勢いだけで2台目としてウィルコムを購入したユーザー、これもある意味ウィルコムに向いていない可能性が高いです。
今時のケータイはプランを良く理解した上で契約しなければ痛い想いをするものです。これはどのケータイキャリアでも同じ、基本が2年契約となっており途中解約では高い解除料や端末残金の支払いが待っているからです。
特に「話す相手はいないけどウィルコム買っちゃった(ワラ」とか言っている某SNSユーザー、これらはやめた方が良いです。購入時に理解できていないってことは、その後も理解できない可能性は否めませんので…お互いの為にこういうユーザーは是非ウィルコムのご利用を御遠慮願えればなと思います。
このようにウィルコムに向いていない人が確実にいることは明らかなわけですが、しかし同時に、他キャリアからウィルコムユーザーとなればケータイ代が安くなる、場合によっては半額以下になるユーザーはそれ以上に存在しています。
特定の相手とよく電話をするユーザー、メールをたくさん使うユーザー、キャリア内コンテンツ(iモード等)に依存しないオープンなインターネットの閲覧をよくするユーザー、これらはメインケータイをウィルコムにするだけでケータイ代が安くなる可能性は高いですし、また2台目としてウィルコムを持っただけでも2台合計のケータイ代が安くなる可能性も十分あります。
もしその可能性が少しでもあるならば、もしくは可能性がほぼ無いとしても、ウィルコムを使うとケータイ代合計は幾らになるのかは調べてみて損は無いでしょう。
幸いにもウィルコムにはウィルコム料金シミュレーターというものが用意してあります。
未だ自覚していない多くのウィルコム向きのユーザーには、是非一度ウィルコム料金シミュレーターを試して欲しいと思います。
ケータイの存在に対する認識は人それぞれです。
最強のモバイルツールとしてバリバリ利用する人もいれば、常時肌身離さず持ち歩かないと不安な人もおり、またブランド命の人もいれば子供の安全の為に持たせている親御さんもおれば、とにかくケータイ代を安くしたい人もおることでしょう。
しかし最初から色眼鏡を掛けてしまうと、どうしてもその方向に考えは傾いてしまうものです。「とにかくドコモがいい」と思っている人は他に良い選択肢があってもドコモへと偏りますし、またウィルコムユーザーの中にも文句を言いながらも愛着(あるいは固執)のみでウィルコムユーザーであり続けている人も存在しています。
そんな全てのケータイユーザーに対し、一度まっさらな条件でどうなるかを考えてみることも今のケータイ利用には必要ではないでしょうか。
2年縛りが基本となってしまった今時のケータイだからこそ、人それぞれで適したキャリアも違えば適したプランも違うと言うことが全てのケータイキャリアに言えることなのだと、何卒色眼鏡を掛けずに考えて欲しいものです。
▼参考リンク▼
ウィルコム料金シミュレーター
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