この記事はみどウィル支に投稿した記事の再掲載です。

ウィルコムが法人向けに、1時～21時までのPHS通話が無料になる音声準定額料金プラン「ウィルコムビジネスタイム定額トリプルプラン（仮称）」を発表しました。

「ウィルコムビジネスタイム定額トリプルプラン（仮称）」は、基本料金は月1900円(税込)で、1～21時までのPHS宛ての通話は無料、21～1時までのPHSと他社携帯、固定電話への通話は一律30秒10円(税込)となるプランです。
メールについてはウィルコム定額プラン同様、ウィルコムのメールアドレスを利用したメールの送受信(添付ファイル含む)全てが無料になります。
パケット料(Web閲覧時のパケット料)は0.021円/パケットとウィルコム定額プラン同様かなりリーズナブルになっています。
もちろんウィルコムなので、携帯電話のようなネット基本料はありません。

契約条件は3回線以上での契約と年間契約、個人でも法人でも契約可能だそうです。
音声定額についてはウィルコム定額プラン同様、1回の連続通話が2時間45分を超える場合には超過分に対して通話料金(10円/30秒)が発生します。これはPHSでの盗聴などを防ぐ目的があってのことです。
サービス開始は6月1日から。

ソフトバンクモバイルの「ホワイトプラン」登場後にも、ほとんどの個人ユーザーにとってはウィルコム定額プランの方がメリットが大きかったと言えます。
プライベートでの利用ではやはり21～1時の通話が非常に多く、また時間帯を気にせずに通話できることや、相手先を選ばずにメールの送受信全てが無料になることは個人ユーザーにとってはかなり大きなメリットとなる為です。
しかしビジネスユーザーなどの21～1時に通話をしないユーザーにとってはホワイトプランの方が魅力的に映っていたのもまた事実です。
そのようなユーザーがよりリーズナブルに利用できるようにとの施策が、この新しい音声準定額料金プラン「ウィルコムビジネスタイム定額トリプルプラン（仮称）」なのだと言えるでしょう。
もちろんウィルコム定額プランを技術的にも商業的にも可能なレベルで提供してきたウィルコムですから、このトリプルプランについても無理なく実現可能なはずです。

今回のプランは個人でも契約可能ですが、やはり法人用途を強く意識したプランであると言えるでしょう。
その月額料金、通話料金はソフトバンクモバイルの「Wホワイト」を下回り、メール定額適用範囲は遥かに広いというサービス内容になっており、ウィルコムの通話エリア下であればWホワイトよりもリーズナブルに利用することが可能です。またホワイトプランの実質料金(割賦金やネット基本料等を加えた月額料金)と比べても、十分検討する価値のあるプランと言えるでしょう。

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▼参考リンク▼
ウィルコム、時間制限ありのビジネス向け定額通話プラン(ケータイWatch3/8)
ウィルコム、ビジネスユーザー向けの新音声定額プランを発表(ITmedia+Dモバイル3/8)
「ウィルコムビジネスタイム定額トリプルプラン」（仮称）、「070以外もお得な通話パック」自動分け合いサービスの導入について(ウィルコムプレスリリース3/8)
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