セコムと連携、auの安心だフォンちっく端末「mamorino」
セコムと連携できる児童向け端末「mamorino」(ケータイWatch10/19)
auが子供向けの新端末となる京セラ製「mamorino(マモリーノ)」を発表しました。
セコムの防犯・緊急対応サービス「ココセコム」がサポートされ、スイッチストラップを引くと防犯ブザーが作動して即セコムに自動通報、GPSで位置情報が所得されてその情報もセコムに送信するそうな。通報を受信するとオペレータが通報端末と通話開始し、登録した保護者へも連絡を行い、保護者要請があればココセコムの現場急行サービスも利用可能。
ただしセコムとの連携にはEZwebの契約が必要。またココセコムとの契約は無料だが契約手続きは必要。
端末自体はテンキーのないストレート端末。Web閲覧等の機能は廃され、あらかじめ登録された4件だけ通話とメールが可能。
3件目まではワンタッチキーで発信などかのう、4件目はメニューから呼び出し。
4件の登録を含む各種設定は保護者のみが使える保護者用メニュー内で行うそうな。
本体は防水仕様、音量は10cmで105デシベルとかなり大きい、本体の両側面のLEDライトを暗くなると自動点灯させることも可能。
電源は保護者用メニューからしか操作できない。つまり専用工具で電池を外すか電源が入らないぐらいに破壊しない限り電源を切ることはできないと。
ディスプレイは約2インチのQVGA液晶、大きさは暫定で約86×46×18mm、重量未定、待受時間等不明と、ハード仕様についてはまだまだ詰めていく感じなのかも知れません。
あえて言いましょう、
これau版安心だフォンじゃん(@Д@!
メーカー京セラだし、形は今時のスマートフォンをちっこくして色とかを安心だフォンにして、んで発信仕様は安心だフォンちっくに、プランも安心だフォン並のモノを用意したと。
やっぱau版安心だフォンじゃん(@Д@!!
まぁでも冷静に考えれば現状XGPに注力しないといけないので動きづらいウィルコムよりはauでやる方が現実的だと思います。そこは認めるところ。
でもあれだね、これいいかもね。
何がいいってコセコムとの連携。
多くの場合、防犯目的で子供にケータイを持たせるって言っても持たせて終わりでね、ぶっちゃけそれは防犯にもなっていないし逆に子供を危険な目に合わせるだけだよってケースが少なくはないのですが、これなら悪くない。
やっぱり通信相手先制限って持たせる人によっては必要でね、そこをウィルコムに固執し過ぎないでauでやったのは、企業的な事情は抜きにしても子どもと親の為の選択肢を維持するという意味では悪くない判断だと思います。もちろんnicoハートなどの安心だフォン端末もそういう意味で意義はあるんどもね、セコムとの連携分だけauの方が魅力的ね。
んでこれのいいところは、防水で、かつ電源を端末自体で捜査出来ないってところね。
まぁ普通に電波を知っている人なら壊さずともどうとでもアレできちゃいますが、でもこれだけでもかなり防犯的には効果が高いと思う。いいことです。
正直これは、auにやられたと思います。
今までこういう通信制限デフォルト端末についてはある種ウィルコムが唯一の選択肢だったわけですが、ウィルコムより通信可能エリアが広いauがGPSやセコムとの連携という高機能も付けてやってくるとこれはちとウィルコム辛いね。
まぁそこまでの高機能いらない人ならウィルコムっていう選択肢もあるわけですが、こりゃちょっとかなり動きが出そうな気がしますな。
ケータイユーザーとしては選択肢が増えてうれしいです。