「WILLCOM CORE XGP」、4月27日限定サービス開始、本サービスは10月から
ウィルコム、4月27日よりXGPエリア限定サービス(ケータイWatch4/22)
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ウィルコムのXGP「WILLCOM CORE」がついに始動するそうな。
4月27日からはデモ展示などの限定サービス「『WILLCOM CORE XGP』エリア限定サービス」が開始、まずはウィルコム本社でのデモ展示、5月中には都内で体感でも展示が行なわれる予定。また共同実験パートナーへの貸出も行なわれる、
また6月からは限定サービスが拡大され、法人の内の500ユーザーに端末を貸し出しての無償実験サービスが開始される予定。
限定サービスは本サービス開始直前の9月末まで行なわれる。
限定サービスの端末代、料金共に無料だが、限定サービス専用端末となるため本サービスでは利用不可、期間終了後に端末はウィルコムへ返却となる。
対応端末は2種類、NECインフロンティア製「GX000N」とネットインデックス製「GX000IN」で、どちらもPCカード型端末となる。ちなみに基地局は京セラ製、限定サービス開始時で基地局は100局程度、6月には数百局になる予定。
対応OSはどちらもWindows XPとVista。
本サービスでの料金などは未定。
発表会のデモでは下り最大で約18Mbps、下り平均17~18Mbpsを理論値ではなく実数値でたたき出したらしい。また上りも最大約11.7Mbpsだったらしい。
デモでは映像データをネット経由で再生する実験もしたそうで、30MBのファイルが20秒程でDLできたらしい。
現行PHSへのXGP搭載については、将来的にはありうるが今年度はないそうな。
ついにサービス内容が明らかになりましたな。まぁ限定サービスだけなんども。
とりあえず実測値がすさまじいね。
条件の良い環境とは言え、オープンなデモでそれだけ出るってことはすごいことよ。こりゃ本サービスでもかなりの実測値が期待できます。
端末展開もまぁ予想通りね。たぶんW-OAM開始時と同じで、しばらくはデータ端末のみの、エリア展開がある程度いったところでケータイ型やスマートフォンといったタイプも出るのでしょう。
この辺りに疑問を感じる人もおるかも知れんが、ケータイとPC接続での利用ではやはりエリアの意味合いが違うのでね、そんなもんだと思っておきましょうよ。イヤホントに。
あとは実験ちっくなサービス展開が慎重なのは、個人的には賛成です。
正直トラブルは出まくると思うよ。これはウィルコムに限らず新しい技術なんてそんなもんなのよ。
そこを完全オープンにするか、それともある程度クローズドにするかはサービス提供元の判断になるんども、慎重な展開ってのもありだとおらは思う。まだまだエリアもあれだし、一般の人を招いてではまた変な誤解をする人も出るかも知れんし、それに不具合はサービス元に上げてもらわんと改善に繋がらんしね、まぁよかんべ。
さてさて、地味だけれどもXGPがいよいよ始動しだすわけでして、ますますモバイルインターネット市場は熱くなっていきそうな感じですかな。楽しみです。