「フルサポートコース」の端末価格は従来の機種変25ヶ月以降の価格と同じらしい

「au買い方セレクト」スタート、店頭価格は?(ケータイWatch11/12)
「au買い方セレクト」開始、au携帯は最高4万円台に──ただし、条件次第で“0円”端末も継続(ITmedia+Dモバイル11/13)

リンク先記事などによると、「au買い方セレクト」の「フルサポートコース」の価格帯は、従来の機種変更の25ヶ月以上の価格と同じだそうな。
そして「シンプルコース」は最初からアナウンスされているように21000円上乗せになると。

ちょうどケータイWatchで「W53S」を例に比較しているので、その条件を拝借して表にまとめて見ました。土台が他力本願です。

とりあえず上からフルサポートコースまでは今回見るべきところ、つまり新しく導入されたフルサポートコースとシンプルコースからの機種変はまだないだろうという前提での見方です。
いろいろ面倒な条件付けとかありましたが、ぶっちゃけ今までの新規&機種変25ヶ月以上の価格とフルサポートコースの価格は同じで、シンプルコースにすると21000円上乗せですよ、と予想通りの価格帯に落ち着いたようです。

さて、新料金プランで問題になってくるのは、フルサポートコースかシンプルコースで端末を購入した後、機種変をする時に安いかどうかです。
これを読み解く為に表の下の2段を作りました。
いやはやこれは面白い、従来の機種変では1つの端末を1年以上使えばだいたい安くなっていましたが、フルサポートコースでは従来よりも最高額(7ヶ月未満での機種変)は下がったものの、それ以降が従来に比べてなかなか落ちてこない仕組みになっています。
もちろん解約手数料にはポイントが適用され、ポイントはケータイ料金が多いほど多くなるので、ケータイ料金を多く支払うユーザーほど早くフルサポート解除料実質0円となるわけです。
そして「シンプルコース」はとりあえず端末購入時に選ぶ価値が無いと、そうなります。

これはなかなか巧妙な価格設定をしてきたというか、従来の「とりあえず1年は使ってね体制」を新料金では「安く端末買うからにはそれなりに長く使うか、たくさんケータイ代払えやコンチクショー方式」に変えてきたとでも言いましょうか、これは面白い数字の組み方をしてきたとあらためて思いました。

ということはです、auは「シンプルコースで購入してもいいけどバカを見るよ、とりあえずフルサポートコースで購入して2年しっかり使った上でシンプルコースに変更してね」と言いたいわけですね、プラン的には。

いやはやホントに、ケータイ料金って面白い物ですな(=ω=。

▼参考リンク▼
携帯販売ランキング(10月29日~11月4日):いよいよ携帯冬商戦──「au買い方セレクト」で携帯売り場はどう変わる?(ITmedia+Dモバイル11/9)

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