部屋ごとエアコン
★この記事は1つのご提案の8月のお題「この暑さをどう乗り切る?」を受けての記事になります。★
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夏、それはアクアリストにとっては魔の季節です。
熱帯魚というと熱帯の地方に棲む魚というイメージがあります。
まぁその通りです、熱帯魚は熱帯な地域に棲んでいる魚です。
Butしかし!(二重表現)、
熱帯でも陸上と水中では温度がまるで違うわけで、特に水中では現地で水温が30度を超えるなんてことはまずあるはずもなかったりするわけです。
つまり日本の夏は熱帯以上に暑い!
特に日本の水槽は熱帯どころの騒ぎじゃないほど異常に熱いわけなんです。
事実多くの熱帯魚が水温30度ではグッタリする状態で、できれば高くても28度ぐらいで抑えて欲しいぐらいの話なわけです。むしろ多くの魚には26度以下が好ましいぐらいの勢いね。
このような理由もあり、夏こそがアクアリストにとって最も飼育が難しい危険な魔の季節であるのですよ。
まぁそんなこともあり、アクアリウムでは冷却用の商品というモノはけっこう少なくないわけです。
例えば水槽用冷却ファン、PCの冷却ファンは空気を送ることで熱を逃がしますが、水槽用の冷却ファンは気化熱を利用して水を冷やします。
原理はけっこう簡単、水は蒸発すると温度を奪うのでどんどん蒸発させれば水温が下がる、どんどん蒸発させる為には空気をどんどん接触させればいい、だから風を送るわけです。
結論を言えば扇風機でも同じことはできます(=ω=
また水槽用クーラーなんてモノもあります。
これは水槽の熱を外に放出するものなのですが、実は放出するのはたいてい室内だったりするので、使い方次第では魚は涼しく人は熱くなる禁断の装置だったりもします。
これらの機器を利用することで、暑い日でも水槽の水温は低めに保たれます。
とはいえその能力を上回る日も珍しくないのが今の日本、しかも冷却ファンは湿度が高くなれば気化熱効率が低下しますし、室温が上がれば水槽用クーラーの冷却効率も低下するわけです。
また水槽数が多いとこれらの設備を大量に設置することで逆に発熱して室温が上がる可能性もあります。
とこのように水槽数が多い場合には、部屋ごとエアコンで冷やしちゃった方がむしろ効率的かつ安上がりだったりもするんですな。
例えばうちの場合、部屋に10個ほどの水槽が設置してあります(総水量約160リットル)。そして家の構造上、外気温30度なのに室温が36度という異常事態も起こったりします。
昔のアクアリストのいうところでは「室温-4度=水温」といわれていますので、室温36度では水温32度にまで上がる可能性がありとても危険です。
ですからもう部屋ごと冷やす方が早いんです、今年の最も暑い日でも水温28度以下をキープね。
まぁ月の電気代が+2000円ぐらい掛かってしまうわけですが、生物が死んでしまっては取り返しがつきませんし、加えて飼育者自体も暑さでダウンしてしまいますし(ココ重要)、それよりは良いのではないかと理由をつけて毎日エアコンを稼動させております。
もちろんそれ以外にもライト夜間点灯やすだれで日差しカットなどの基本はやっておりますが、あまりに暑い時には文明の利器の力を借りることもアリなのだな、と魚を見ながら言い訳をする今日この頃です。
ホント暑い・・・。
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やっぱりカフェモバ♪
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