1月のケータイ加入者数、ソフトバンク好調、ドコモは苦戦
1月の携帯・PHS事業者別契約数(電気通信事業者協会) 1月の携帯・PHS加入者数、各社純増もドコモは苦戦(ケータイWatch2/7) 携帯、PHSの契約数が1億を突破──1月契約数(ITmedia+Dモバイル2/7) 1月のケータイ契約者数が発表されました。 今回うちの方式でみると、au、ウィルコム、ソフトバンクモバイルが好調、しかしドコモだけが苦戦をしいられている感じになっています。 |
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まずはドコモ、かなり厳しい状況にあると言えるでしょう。
携帯の純増がわずか7000、携帯だけ見れば辛うじて純増ですが、ドコモPHSの純減を受け止める事すらできない状況にまでおちいっています。
まだまだ契約者数で大きなアドバンテージがあるとは言え、このまま純減傾向を止められなければかなりの流出が予想されるだけに、今後の対策をどうするかに注目です。
KDDIは相変わらず絶好調です。
ツーカーの純減を受けてもまだ20万増、勢いが止まる気配すらありません。
もはや補足の必要もなし(=ω=
ソフトバンクモバイルも16万増の大幅純増を記録しています。
ホワイトプランのおかげなのでしょうが、ただその純増の意味はauと同じなのかというと疑問が残ります。
というのも、ホワイトプランは音声定額としてはいささか中途半端であり、むしろ基本料金が980円であるという点が評価されており、プリペイドに代表されるような待受けメインのユーザー、また他キャリアの足しとしてのダブルホルダー用途が少なからずあるはずだからです。
まぁそれでも貸付条件を満たすには十分でしょうからある意味良いのでしょうが、ホワイトプランでのユーザー増によるARPU減少をどう解決するのか、また増え続けるであろうトラフィック増加をどう回避できるのか、それらに関することは一切発表されていない点が気になります。
ホワイトプランがユーザーの為の良策となるのか、あるいは行き当たりバッタリのハッタリプランなのか、その判断には今しばらく時間が掛かりそうです。
今回、いちおう既存の加入できるキャリア(ドコモ、au、ウィルコム、ソフトバンクモバイル)は全て純増の形になったわけですが、その内訳まで考えるとauとウィルコムのみが本当の意味で好調であり、ドコモは純減傾向を止められず、ソフトバンクモバイルは上っ面だけの純増でしかない、とも受け取れます。
また日本のケータイの契約数が1億の大台を突破したことにも注目です。これはつまり、ケータイ契約者数頭打ち時代への突入も意味しているでしょう。
今後各キャリアがどのような道を進んでいくのか、今年も各キャリアの動向から芽が離せないようです。
▼参考リンク▼
あえてアンチMNPのススメ(みどウィル支10/22)
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