新種発見はめでたいけれど

ひれで歩くサメ… インドネシア沖で新種50種発見(asahi.comサイエンス9/20)

環境保護団体がインドネシア・パプア地方沿岸のバーズヘッド海域を調査し、ヒレで歩くサメなど50種類以上の新種とみられる海洋生物を見つけたと発表したそうな。

テレビのニュースでもやってましたな、何でも今まであまり調べていない地域を調べたら見知らぬ生き物わんさか見つけたとかいう話らしい。
まぁヒレで歩く魚自体はけっこういたりしますが、新種って辺りと一般には「魚が歩くってすげぇ!!」というインパクトがあるので取り上げられているのでしょう。

個人的にはこういう報道が大きく取り上げられたことで、飼育目的の乱獲が広がらないかという点が心配です。

生き物を飼うって、その飼育環境にもっていくまでが大変なのよ。
水中の生き物で言えば、適応できる水質や水温は種類ごとにことなっており、またエサや繁殖についてはけっこう気を使って思索をめぐらしてやらないと難しい場合が多い。
でも近頃は金を出すだけで飼育環境も考えない飼育者がけっこうおる、それでは無駄に命を刈り取っているだけよね。

生き物を飼う以上は長生きしてもらえるように努力するべきだし、それが出来ない人は飼育するべきではないです。
新たに発見された生き物たちが人間のエゴの犠牲にならぬように、そう願っています。

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