高まる再処理工場への不信
2006年6月27日
六ケ所村長選、村外候補出馬に反応さまざま(デーリー東北6/27)
体内被ばく再発問題で来月異例の臨時県議会(デーリー東北6/27)
体内被ばくで副知事ら国に要請(Web東奥6/27)
アクティブ試験の第1段階が終了(Web東奥6/27)
6月25日に投票があった六ヵ所村長選挙、それについて様々な意見が出ているようです。
私見を言わせてもらうならば、再処理工場が稼動している以上は反対派への賛同を得ることは難しいと初めからわかっていたことです。
それでも尚核燃反対候補として土壇場で出馬を決意した候補に対して反核燃団体が支持をしないなどは、凝り固まり本旨を見失っているのではないかとさえ思えます。
そんな中、青森県は県議会臨時会を開催する方向で調整しているようです。
また蝦名武青森県副知事と戸田衛六ケ所村助役は、経済産業省原子力安全・保安院で広瀬研吉院長に対し、日本原燃に厳正な安全規制・指導をするよう要請したとのことです。
そして今日、アクティブ試験の5段階の工程のうち、第1ステップが終了したと発表したそうです。
様々な思惑、利権が絡む問題だけに難しい事は重々承知です。
ただ今回の選挙、そして再処理工場の度重なる事故などを考えた時、核燃推進派にも反対派にも今以上に真摯な姿勢が必要ではないか私には感じられます。
残念ですが大概にして、人がその過ちに気づくのは手遅れになってからです。
その想いが本当に何かを成し遂げようとしているからのモノなのか、あるいは下らぬ意地やプライドといったモノの延長線上にあるのか、その辺りを再度考えてみる必要が全ての人にあるのではないでしょうか。
▼参考リンク▼
揺れる六ヵ所(みどりうかブログ6/27)