岩手から再処理工場視察へ その2
10市町村、六ケ所村の日本原燃視察(asahi.comMYTOWN岩手4/26)
日本原燃、岩手での一般説明会の開催応じず(asahi.comMYTOWN青森4/26)
<アクティブを聞く>2 鎌田慧(asahi.comMYTOWN岩手4/26)
最初のリンク先記事2つは、昨日Web東奥やデーリー東北で取り上げていた記事をasahi.comで取り上げた感じです。
注目は3つ目のフリーライター鎌田慧さんのインタビュー記事、これもかなり興味深いです。
通常国と地元民との争いは、土地買収も絡んで長期化するものです。
某空港なんかもそうね、結局反対派の人が土地売ってくれないから計画通りにいかない。
でも六ヵ所の場合、別件ですでに国とかに土地を買収されちゃってるのよね。
つまり住民は元々違う件で土地売っていて、再処理工場を望んだわけじゃないけれどもう土地売っちゃってて普通問題になる点において文句が言えない、そんな部分もある。
それでも反対運動とかしてきた六ヵ所村民、そして青森県民ではあるが、それでもあまりに長い時間が経ち過ぎて…
とまぁいろんなことがあるんすよ。
だからその辺りのことで何だり言われると、地元の人にしてみれば「今さら何を?20年前に言って欲しかった」という部分はあるかもね。
またそれとは別に、リンク先記事で鎌田慧氏の言っている「技術が確立していない」という部分はもっともだと思います。
プルトニウムの利用については実際には不明瞭としか言えない。
その辺りはもっと論じられるべきであると思う。
でも仮に利用法が確立されるまで再処理停止すべきだ、との答えが出たとしても、国がそのことを認めるかどうかは難しいと思う。
もし核燃サイクルを止める可能性があるとすれば、日本国内で得られるエネルギーを使った現実的なエネルギー計画が提示され、それが認知かつ普及されたその時ではないか。
いずれにしても、この問題は日本人全てが考えるべきことだと思う。
仮に該当地域に住んでいない人でも、電気などを利用している限りは無関係ではいられないのだから。