ブラックバス浸食 密放流後絶たず
2005年6月17日
ブラックバス浸食 密放流後絶たず(岩手日報6/17)
今までみどりうかで言ってきたことの繰り返しになるのですが、環境破壊と特定外来生物はどちらもそれぞれ考え対応すべき事柄です。
環境破壊により在来種が減ってきたのは事実です。
そしてバスなどによる捕食によって、在来種の世代交代が著しく阻害されているのもまた事実です。
マジメに問題に取り組んでいるのに一部の悪質な釣り人と同列に思われること、正直不快であると思います。
ただマナーのない釣り人に一番近い位置にいるのは、良識のある釣り人だと思います。そして悪質な釣り人が増えないようにする為には、日頃の釣り人同士の啓蒙活動しかないと思います。
その点だけ忘れずに諦めずにいてくれるのであれば、私たちアクアリストも一般の人も協力は惜しまないはずです。
今が瀬戸際です、
なんとか在来種を守り、自然を育むことこそが全ての人に恩恵を与えてくれるのだと今こそ知る必要があるのではないでしょうか…
最後に、個人的な想いを言わせてもらいます。
ブラックバスなどの密放流をしている人は、釣りを愛してなどいません。
何故なら河川の生態系を崩し、一時の快楽を貪っているだけの存在だからです。
アクアリウムを含むペットの飼育を流行りでやる人も同列です。
自分の快楽の為に命をもてあそんでいるだけです。
この言葉に不快感しか感じない人は、エゴにまみれ己が非も受け入れぬ程度の輩だと自覚するべきです。
以上。